プロアスリートの試合中の振る舞いがネットやSNSで何度も炎上するのは、勝敗に一喜一憂する人間らしさを「熱意」として愛せる層と、どんな状況でも崩してはならない「職業倫理(プロ意識)」を求める層が、正面からぶつかり合うからなのかもしれません。 週刊女性PRIMEの報道によると、6月4日のDeNA戦で東北楽天ゴールデンイーグルスが大量リードから悪夢のような逆転サヨナラ負けを喫した試合中、投手交代のわずかな間に佐藤直樹選手が外野の定位置でペタリと座り込む姿が国際中継の画面に映し出され、ネット上で大きな話題となりました。 本記事では、佐藤選手がこの試合で先頭打者ホームランを含む4打点と孤軍奮闘の大活躍をしていた背景にもスポットが当てられています。 野球ファンやSNSを追うライト層の一部からは、「自分があれだけ打って活躍したのに、チームがひっくり返されたら絶望して座り込みたくもなる」「悔しさを隠さない人間味があって逆に共感できる」と、佐藤選手のやりきれない心中を察して同情する声が相次いでいます。 しかしその一方で、長年の野球ファンや指導者層からは厳しい目が向けられています。 「どれだけ個人成績が良くても、試合中のグラウンドはファンや子どもたちが見ているステージ」「若手選手がこうした『いじけ態度』を見せるのは、チーム全体の士気を下げかねず、プロの所作として軽率だ」という指摘も根強く、議論は平行線をたどっています。 孤軍奮闘した男の「隠せなかった絶望」か、それとも1球団を背負うプロとしての「規律不足」か。グラウンド上での感情表現の境界線について考えます。
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