外出中に突然お腹が痛くなった時や生理現象の緊急時、街中のコンビニのトイレに助けられた経験を持つ人は少なくないはず。 しかし、商品を買わずに「トイレを借りるだけ」で店を出る行為は、果たしてマナー違反なのでしょうか。 店舗の入り口やトイレのドアに「ご自由にお使いください」「ご利用の際は一言お声がけください」「何か一品のご購入をお願いします」といった様々な掲示がされていることからも分かる通り、店舗ごとの方針や客側の意識によって判断が大きく分かれる身近な論点です。 「利用のみOK(または緊急時は仕方ない)」とする容認派や利用客からは、生理現象の不可抗力やインフラとしての期待が強く主張されています。 「腹痛や便意などの生理現象は我慢できるものではなく、駆け込める場所があること自体が社会的インフラとしてありがたい」 「『借りたら絶対に買わなければいけない』というルールにすると、手持ちがない時や急いでいる時に利用しづらくなる」 「トイレを借りたことがきっかけで『また今度この店で買おう』という店舗への好印象や親近感に繋がることもある」と、柔軟な利用を求める声が根強く存在します。 一方で、「何も買わないのはマナー違反」「店への配慮が必要」とする慎重派や店側・配慮派からは、強い抵抗感や懸念の声が上がっています。 「コンビニのトイレは公共の公園トイレではなく民間の商業施設。水道代やトイレットペーパー代、毎日の清掃人件費は店側が負担している」 「無言で借りて何も買わずに立ち去るのは『タダ乗り』のように感じられ、マナーとしてお菓子や飲み物など一品でも買うのが筋ではないか」 「声をかけずに利用したり汚したまま立ち去ったりする不躾な客が増えると、店舗側が『トイレ貸出中止』に踏み切らざるを得なくなる」と、感謝やマナーとしての「ついで買い」を重視する意見が渦巻いています。 困った時の駆け込み寺として寛容に利用させるべきか、それとも民間店舗のサービスとして最低限の対価や配慮を払うべきか。街中のトイレを巡る議論が続いています。
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